3分で確認!!　本日の医療ニュース　25/5/2号

それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇

関連情報👇

• 厚生労働省：『令和６年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて』

【ちょこっと解説】

2024年度診療報酬改定における経過措置項目について、2025年6月以降の算定継続のための手続きに関する注意喚起。

• 急性期充実体制加算、超急性期脳卒中加算、救命救急入院料など、経過措置対象項目の算定継続には、新たな施設基準を満たした上で、2025年6月6日までに施設基準届け出が必要。受理されれば、6月1日に遡り算定可能。

• 届け出が必要な項目以外にも、医療情報取得加算、医療DX推進体制整備加算、地域包括診療加算など、ウェブサイトへの掲載が求められる項目が存在。掲載義務がない項目でも、身体的拘束最小化の基準など、満たしていない場合、遡って返還請求の可能性あり。

• 後発医薬品使用体制加算、バイオ後続品使用体制加算、在宅医療関連加算など多岐にわたる項目で、施設基準、ウェブサイト掲載要件など、確認・対応が必要。

関連情報👇

【ちょこっと解説】

• 日本睡眠学会が医療機関の診療科名に「睡眠障害」の追加を要望。「睡眠障害内科」「睡眠障害精神科」など他診療科との組み合わせを想定。厚生労働省が今後検討を進める方針。

• 日本人の平均睡眠時間はOECD加盟33か国中最短。国民の約5人に1人が睡眠による十分な休息を得られていないと感じる実態。慢性的な睡眠不足は高血圧、糖尿病、うつ病などのリスク上昇につながる問題。

• 現行制度では「睡眠障害」を診療科名として掲げることができず、患者の相談先が不明確な課題。学会理事長は「睡眠で悩む人たちの道しるべとなり、早期受診につながる」と効果を強調。

【ちょこっと解説】

• 医療機関では、医師やコメディカルの人材不足が深刻化しており、多くの病院が医師不足（50.6％）、コメディカル不足（69.1％）を懸念している。他業種との比較で給与が低いため応募が少なく、特に若年層の採用に苦戦している。

• 他業種の賃上げが原因で医療現場から人材が流出しており、給与を上げなければ若者は集まらない実情。幹部たちは、看護師や事務職の求人に対して応募者が少なく、人材確保が難しいと感じている。

• 人材紹介業者への手数料が経営を圧迫しており、特に看護師不足が顕著。医療事務でも他職種と比較され負けることがあり、短期退職や手数料率の上限法定化などを求める声が上がっている。

【ちょこっと解説】

• 医療関係者のSNS投稿に関する問題が深刻化しており、海外での解剖実習の投稿炎上事例や患者情報の不適切な取り扱いによる処分事例が相次いでいることから、医療系学会でもSNSガイドライン整備の動きが本格化している現状。

• 米国医学生協会は、プロフェッショナリズムの維持、患者情報保護、著作権遵守などを柱とする明確なSNSガイドラインを示しており、違反した場合は免許剥奪など厳格な処分がなされる環境が整備されている。

• コロナ禍でSNSやオンラインの活用が加速し「ホワイト社会」化が進む中、医療系メディアには一次情報に基づく地道な情報発信と信頼関係構築が求められており、今後はAI時代に対応した新たなビジネスモデルの構築も課題となっている。

【ちょこっと解説】

• 医薬品インタビューフォーム(IF)は薬剤師向けの医薬品解説書であり、ChatGPTを活用することで、必要な情報のみを効率的に抽出することが可能である。情報の質を担保するため、アップロードしたIFの内容に基づいた出力を指定することが重要。

• クラリスロマイシンの薬物相互作用について、ChatGPTにIFをアップロードして分析を依頼。リスク低減・保有・回避という観点から、実践的な臨床判断に活用できる情報を生成することに成功。

• 生成AIを活用する際は、分析のフレームワークをプロンプトに組み込むことで、より実用的な情報生成が可能となる。ただし、AIが生成した情報の最終的な判断は薬剤師が行う必要がある。

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【ちょこっと解説】

• 睡眠不足の日本人は食欲を増進する「グレリン」が増加し、抑制する「レプチン」が減少するため、高脂肪食品を欲し太りやすい体質になるという医学的メカニズムが存在。研究によれば睡眠時間4時間以下の人は7〜9時間睡眠の人より73%も肥満率が高いという衝撃的結果。

• 大谷翔平選手の「睡眠は質より量です」発言は医学的に正しく、まずは量の確保が重要。日本人の睡眠時間は世界最下位レベルであり、ダイエット成功には最低7時間の睡眠確保を最優先する生活習慣への転換が必須。

• ダイエット効果を高めるには、就寝2〜3時間前までに食事を済ませ、少し空腹感がある状態で就寝するのが効果的。チョコレートのカカオ成分やバナナのアデノシン、ホットミルクのトリプトファンには睡眠の質を高める効果あり。

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こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

• 厚生労働省：医療用医薬品供給状況

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。

このニュースレターについての説明はこちら👇

本日の情報は以上です。

本日も張り切っていきましょう(^^)

それでは次回の配信もお楽しみに♪