3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/6/19号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方にささっと情報をお届けしていきます💊
平野 太基 2024.06.19
誰でも

同じ内容の記事を「note」でも投稿しています。
こちらのメールで上手く改行されず読みにくい場合は「note」からご確認いただくと読みやすい場合があります👇

本日は“嫁”のブログ記事になります_φ(・_・
こちらは医療情報など全く関係ない、中身の無いブログですが、物好きな方は是非ご覧ください👇

それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇

【本日のピックアップトピックス】

①【デジタル行財政改革会議】リフィル処方箋、保険者による通知などで周知を/取りまとめ2024

関連情報👇

政府のデジタル行財政改革会議は、「デジタル行財政改革 取りまとめ2024」を公表しました。
リフィル処方箋については、医療保険者と連携し、国民への周知・広報活動を行い、認知度向上と活用促進を目指し、長期処方と合わせて、その効果を検証し、診療報酬改定も視野に適切な運用を検討するとしています。
特に、電子処方箋の普及促進には力を入れており、都道府県に対し、関連補助金の活用を促し、導入状況を定期的に公表するなど、普及に向けた取り組みを強化します。
医療DXの推進、オンライン診療・遠隔医療の拡充なども掲げられています。
通所介護事業所等でのオンライン診療受診や、医師非常駐の診療所開設の特例拡大なども明確化されました。
今後、実施状況の把握や課題整理を行い、必要に応じてさらなる推進策を検討するとのことです。
詳細は上記「関連情報」の「内閣官房HP」よりご確認ください。

②地域連携薬局、「在宅臨時対応」必須に 厚労省案、「無菌」「麻薬」も必須にすべきとの意見も

関連情報👇

厚生労働省は、地域連携薬局を「地域の在宅対応の拠点」として明確化させる方針を示しました。
具体的には、「臨時(夜間・休日など)の在宅対応」を必須機能とし、さらに「無菌製剤処理」や「医療用麻薬調剤」もできるかどうかで2段階に認定する案を提示しています。
これに対し、構成員からは無菌製剤処理や医療用麻薬調剤も必須機能とすべき、との意見が出ており、医療用麻薬は免許がないと調剤できないものの、既に8割の薬局が免許を取得していること、無菌製剤処理は在宅医療の進展に伴い地域での体制整備が必須となることが理由として挙げられました。
また、地域連携薬局は地域医療の「ハブ」としての役割を担うべきであり、安易な認定ではなく、質を担保する必要があるとの指摘もありました。
国は、中学校区に1~2件、全国で1万~1万5000件程度の地域連携薬局を想定していますが、今後の議論で変更の可能性もあるとしています。

③電カル共有、来年度から本格稼働

関連情報👇

政府は、「新しい資本主義」計画改訂案で医療・介護分野のDX推進を掲げ、2025年度から電子カルテ情報共有サービス、2026年度から共通算定システムの本格稼働を目指します。
医療分野のサイバーセキュリティー対策強化として、人材育成にも取り組みます。
また、医師の働き方改革として、タスクシフト・シェアや複数主治医制導入を促進します。看護職は、新規養成や復職支援、勤務環境改善などで定着促進を図ります。介護職は、介護助手やテクノロジー活用で業務負担軽減を目指します。
さらに、医療・看護・介護・福祉の国家資格取得期間短縮のため、共通科目の読み替えや類似科目の重複履修を不要にする方針です。
最先端医療への患者のアクセス向上のため、がん遺伝子パネル検査や再生医療等製品を保険外併用療養費制度対象とすることも盛り込みました。
脳神経疾患治療法開発やゲノム創薬、再生医療等の推進も明記されました。
詳細は上記「関連情報」よりご確認ください。

④乳酸菌・ビフィズス菌の情報発信へ「部会」設立 日本ヘルスケア協会、販売現場で使える情報資材作成も

関連情報👇

日本ヘルスケア協会は、乳酸菌・ビフィズス菌の理解促進を目的とした「機能性乳酸菌・ビフィズス菌部会」を新たに設立しました。
国民が適切な選択ができるよう、公益的な立場から乳酸菌・ビフィズス菌の比較情報を発信していきます。
具体的には、ウェブサイト「ヘルスケア広場」内の特設ページで、乳酸菌・ビフィズス菌の基礎知識や機能の違いについて情報提供します。
また、薬剤師や登録販売者、栄養士らが販売現場で活用できるポップや情報冊子の作成・配布も予定しています。

⑤糖尿病リスク予測向上、ただし肥満でない人に限り…阪大など発表

肥満でない人の糖尿病発症リスクについて、遺伝情報を用いた予測精度が大きく向上したと大阪大などのチームが発表しました。
日本人と欧米人のデータをAIで解析し、肥満でない人では予測精度が37%改善しました。
一方、肥満の人は遺伝的要因以外の影響が大きく、予測精度は向上しませんでした。
日本人の糖尿病患者の約半数が肥満でない人であり、リスク評価を健康診断などに加えることで発症予防や早期治療につなげたいとしています。

⑥京都大学、iPS細胞から大量の血小板 容量6倍の培養装置

京都大学iPS細胞研究所は、iPS細胞から血小板を従来の6倍の規模で製造できる培養装置を開発しました。
献血由来の血小板製剤は、高齢化や人口減の影響で将来的に不足することが懸念されており、この問題を解決するため、iPS細胞を用いた血小板製造が注目されています。
江藤教授らの研究グループは、ヒトiPS細胞から血小板のもととなる巨核球を生成し、培養装置内で物理的な刺激を与えることで血小板製造に成功していました。
今回、新たに開発された45リットルの大容量培養装置では、板の枚数や攪拌速度を工夫することで、品質を保ったまま製造規模を拡大することが可能になりました。
今後、さらなるコスト削減を目指し、iPS細胞や巨核球の製造法の効率化、培養装置の大型化を進めていく方針です。

こちらの「X」(旧Twitter)アカウントではここでは紹介しきれなかったその他の医療に関するニュースもご確認いただけます(^^)是非ご確認ください↓

***

【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①小太郎漢方製薬

DSJP info.(DSJP登録情報)
@DSJP_info
2024年6月17日
小太郎漢方製薬
出荷調整 対象製品一覧表

kotaro.co.jp/iryou/wp-conte…
2024/06/18 15:22
0Retweet 0Likes
DSJP info.(DSJP登録情報)
@DSJP_info
2024年6月17日
小太郎漢方製薬
医療用漢方製剤 供給再開に関するご連絡

kotaro.co.jp/iryou/wp-conte…
2024/06/18 15:22
0Retweet 4Likes

②日本ケミファ

DSJP info.(DSJP登録情報)
@DSJP_info
2024年6月17日
日本ケミファ
レボフロキサシン錠 500mg「ケミファ」
出荷調整解除のお知らせ

nc-medical.com/product_topics…
2024/06/18 15:39
1Retweet 5Likes
DSJP info.(DSJP登録情報)
@DSJP_info
2024年6月17日
日本ケミファ
取扱い製品供給状況一覧

nc-medical.com/product_topics…
2024/06/18 15:40
0Retweet 2Likes

③江州製薬

DSJP info.(DSJP登録情報)
@DSJP_info
2024年6月18日
江州製薬
セファクロルカプセル250mg「SN」一時供給停止のお詫びとご連絡

goshu-seiyaku.co.jp/wp-content/upl…
2024/06/18 22:49
2Retweet 8Likes

4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。

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【その他のご案内】

①データを活用して顧客満足度の向上と関係強化を実現する、薬局におけるCRM活用事例~米国の先進事例とツルハホールディングスのデータ活用戦略~

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このニュースレターについての説明はこちら👇

本日の情報は以上です。

本日も張り切っていきましょう(^^)

それでは次回の配信もお楽しみに♪

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