3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/14号
本日もお忙しい医療従事者の方にささっと情報をお届けしていきます💊
同じ内容の記事を「note」でも投稿しています。
こちらのメールで上手く改行されず読みにくい場合は「note」からご確認いただくと読みやすい場合があります👇
それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①エーザイ 認知症エコシステムの構築加速で「テオリア テクノロジーズ」設立 発症予測アルゴリズム開発

エーザイが新たにデジタル事業会社「テオリア テクノロジーズ(Theoria technologies)」を設立し、認知症エコシステム構築を加速させると発表しました。
この新しい会社は、臨床研究データやコホート研究データ、PHR(Personal Health Record)などを活用し、予測アルゴリズムやデータソリューションの開発に取り組む予定で、2024年度中にサービス提供を目指しています。
エーザイは、アルツハイマー病治療薬「レケンビ点滴静注」の開発だけでなく、認知症患者とその家族の社会的課題にも取り組んでおり、デジタルソリューションの開発や他産業との連携を通じて認知症エコシステムを構築しています。
新たに設立したテオリア テクノロジーズは、認知症の種類やステージに関係なく、すべての生活者のために「生ききるを支える」べくサポートを提供し、認知症プラットフォームの中核を担うことを目指しています。
このような取組みの姿勢からは企業の一貫性が感じられ、共感を呼びそうですね。
今後、このような認知症患者やその家族を支える姿勢に共感した企業などからも協力が得られることで認知症の早期発見などにも繋がっていきそうです。
参照元↓
②穿刺血検査のOTC化に向け厚労省部会で議論

2023年9月6日の厚生労働省薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会の会議では、一般用検査薬(OTC検査薬)として「穿刺血」を扱うかどうかが議論され、賛成派と慎重派の意見が分かれ、安全性や説明の必要性が強調されました。
穿刺血検査のオンライン販売や薬局提供についても問題が指摘されており、今後、適切な説明やリテラシー向上を含む課題に対処しながら進展が期待されています。
こちらはOTC薬協・臨薬協がOTC化を要望する穿刺血を用いた検査項目です👇
これらの項目を測定できる検査キットが、薬局やオンラインで販売可能になったらクリニック・薬局双方で役割が変わってきそうで、もちろん医師会は反対しているようです。
個人的には購入して自分で検査してもその検査結果やその後どうしたらよいのかなど不安を感じると思います。
それならば検査も薬局でやってもらい、そこからアドバイスやクリニックへの受診勧奨も行ってもらえるほうが安心ができる気がします。
その点、1000円前後で薬局で測定してもらえるこちらのサービスは、議論の進展を待つ必要もなく始められそうですので、興味のある方は是非チェックしてみてください👇
参照元↓
③若年女性による市販薬のオーバードーズにひろゆき氏「ドラッグストアの薬剤師にカウンセリング機能を持たせる」

#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/b9cdd… 若年女性による市販薬のオーバードーズにひろゆき氏「ドラッグストアの薬剤師にカウンセリング機能を持たせる」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース 市販薬の過剰摂取(オーバードーズ=OD)が若年女性の間で増え、対策が求められている。8月16日に発表された厚生労働省の news.yahoo.co.jp
市販薬の過剰摂取(オーバードーズ=OD)が若年女性の中で増加しており、厚生労働省の調査によれば、去年12月までの1年半で122人が救急搬送され、平均年齢は25.8歳で、そのうち8割が女性でした。
さらに、去年には女性が市販薬のオーバードーズで死亡する事例も発生し、社会問題化してきています。
この問題について、ひろゆき氏は、ドラッグストアの薬剤師がカウンセリング機能を提供することで、支援がよりアクセスしやすくなるかもしれないと提案しており、この提案には依存症専門の精神科医・松本俊彦氏も賛成し、「ドラッグストアには悩みを抱えた子たちが集まるが、今の薬剤師は調剤室に入り込んでおり、薬学部もカウンセリングを含めたヒューマンな関わりを強化する必要がある」と述べています。
薬局やドラッグストアでの販売方法等の議論も必要ですが、同時にゆっくりと患者と話し合える体制を作ることも確かにオーバードーズを防ぐことに繋がるのかもしれませんね。
DXなどによる業務の効率化によって患者さんとしっかり向き合える体制作りをしていきたいですね。
参照元↓
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。
①共和薬品工業

共和薬品工業
リスペリドンOD錠0.5mg「アメル」 限定出荷に関するご連絡とお詫び
amel-di.com/medical/di/dow…

共和薬品工業
アリピプラゾール錠3㎎「アメル」 PTP500錠包装 供給再開のご案内
amel-di.com/medical/di/dow…
②キョーリンリメディオ

キョーリンリメディオ
製造販売承認承継に伴う販売名変更等のご案内
販売移管
ボグリボースOD錠0.2mg/0.3mg「マイラン」
med.kyorin-rmd.com/news/pdf/2023/…
③寿製薬

寿製薬
ラマトロバン錠75mg「KO」の出荷について
通常出荷(A-①)
ラマトロバン錠75mg「KO」
kotobuki-pharm.co.jp/prs2/wp-conten…
④光製薬

光製薬
ソリューゲンF注 限定出荷に関するお知らせ
hikari-pharm.co.jp/hikari/wp-cont…
⑤扶桑薬品工業

扶桑薬品工業
ホスフラン注-5mg 限定出荷のお知らせ
fuso-pharm.co.jp/cnt/seihin/new…
⑥丸石製薬

丸石製薬
ラクトミン末「マルイシ」 限定出荷解除のお知らせ
maruishi-pharm.co.jp/media/lactomin…
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【その他のご案内】
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本日の情報は以上です。
本日も張り切っていきましょう(^^)
それでは次回の配信もお楽しみに♪
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