3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/9/4号
本日もお忙しい医療従事者の方にささっと情報をお届けしていきます💊
同じ内容の記事を「note」でも投稿しています。
こちらのメールで上手く改行されず読みにくい場合は「note」からご確認いただくと読みやすい場合があります👇
新しくブログもスタートしました!
こちらは医療情報など全く関係ない、中身の無いブログですが、物好きな方は是非ご覧ください👇
それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①新型コロナワクチン3224万回分供給へ、2024年度 臨時接種の使用量上回る規模、インフル経鼻ワクチンは130万本に

臨時接種の使用量上回る規模、インフル経鼻ワクチンは130万本に
医療維新 | m3.com m3.com/news/iryoishin… 新型コロナワクチン3224万回分供給へ、2024年度 厚生労働省は9月2日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会(部会長:伊藤澄信・順天堂大学革新 www.m3.com
関連情報👇
【ちょこっと解説】
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2024年度の新型コロナワクチン供給量は約3224万回を予定し、オミクロン株JN.1系統に対応。このうち「mRNAワクチン」が約2527万回、「mRNA(レプリコン)ワクチン」は約427万回、そして「組換えタンパクワクチン」が約270万回含まれる。
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供給予定のワクチンは5社からで、ファイザーの「コミナティ筋注」、モデルナの「スパイクバックス筋注」、第一三共の「ダイチロナ筋注」、Meiji Seika ファルマの「コスタイベ」、および武田の「ヌバキソビッド筋注」が対象。
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インフルエンザワクチンは、4価HAワクチンが2604万本、新たに承認された経鼻ワクチンが130万本供給される。前年度より供給量は減少するが、効率的な接種を呼びかけることで、近年の平均使用量を超える見込み。
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2025年度からは、インフルエンザワクチンは山形系統を除く3価HAワクチンに切り替える。米国では2024年度から3価ワクチンが推奨されているが、国内メーカーの供給体制を考慮し、日本では2025年度からの切り替えとなる。
②登販も「医療従事者」、OTC薬販売の質向上を JACDS学術顧問で医師の岸田氏、受診勧奨や副作用発見に期待

【ちょこっと解説】
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登録販売者はOTC薬販売の9割以上を担う医療従事者であり、法律上の認定が望まれる。
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登録販売者による的確な受診勧奨のためには、臨床推論の考え方に基づくJACDSの「受診勧奨ガイドライン」の活用が重要。
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今後はスイッチOTC薬の増加により、登録販売者は効果とリスクのエビデンスを理解し、副作用の予防と早期発見に努めることが求められる。
③支払基金 認知症薬の投与は添付文書を厳守、「脳血管性」などは認めず

risfax.co.jp/risfax/189113 ログイン | 医薬経済社 カテゴリー選択 すべて 医薬経済 医工連携 RISペディア BEHOLDER 栄養成分ブレンドコーヒー Angle RI risfax.co.jp
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【ちょこっと解説】
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支払基金は、「アリセプト」などドネペジル塩酸塩、「リバスタッチ」などリバスチグミン、「レミニール」などガランタミン臭化水素酸塩、「メマリー」などメマンチン塩酸塩の認知症治療薬に対し、添付文書に記載された適応症以外の使用を原則認めない方針を示した。
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具体的には、「脳血管性認知症」「老年性認知症」「認知症」「若年性認知症」「統合失調症」「パーキンソン病、パーキンソン症」といった傷病名でのドネペジル塩酸塩の使用は不適切と判断。
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他の3剤についても、「アルツハイマー型認知症」以外のレビー小体型認知症などへの使用は認められないとした。
④シタグリプチン、がん発生リスク上昇認めず 国際医療研究センターの疫学研究で

関連情報👇
【ちょこっと解説】
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シタグリプチンに関する国際医療研究センターの疫学研究は、DPP-4阻害剤の一種で、この薬剤の使用によるがん発生リスク上昇の証拠は見つからなかった。
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研究では、2022年に問題となったNTTP混入が発端で、NDBデータを用い、9年間でのシタグリプチンと他DPP-4阻害剤のがん発生件数の差を評価したが、有意な差は認められなかった。
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がんリスク評価には、より長期間の観察が必要としつつも、現段階でのシタグリプチン使用の健康被害リスクは低いと研究者らは結論付けている。
⑤AI活用した服薬介助支援ツール発売

関連情報👇

【ちょこっと解説】
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三菱電機ITソリューションズは、介護施設向け服薬介助支援ツール「めでいさぽ」を発売。
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AI-OCRによる薬包の氏名読み取りと顔認証による本人確認機能で、薬の渡し間違いを防止。
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薬包への2次コード印字が不要となり、服薬介助記録も「めでいさぽ」上で確認可能に。
⑥アルツハイマー病の4割「誤診」 検査技術の向上課題に

【ちょこっと解説】
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アルツハイマー病と診断された患者の約4割に誤診の可能性があることが最近の研究で判明。
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既存の診断法では精度に限界があり、アルツハイマー病と似た症状の病気との見分けが困難。
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アルツハイマー病の治療薬レカネマブの登場で、早期に正確な診断をする重要性が高まっており、血液検査などの比較的簡単な診断技術の開発が求められている。
こちらの「X」(旧Twitter)アカウントではここでは紹介しきれなかったその他の医療に関するニュースもご確認いただけます(^^)是非ご確認ください↓
【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。
①ニプロESファーマ

ニプロESファーマ
限定出荷による出荷再開のご案内
フスタゾール散10%
nipro-es-pharma.co.jp/product/di/fil…
②ヴィアトリス製薬

ヴィアトリス製薬
レバミピド錠100mg「VTRS」 供給に関するお詫びとお願い
viatris-e-channel.com/viatris-produc…

ヴィアトリス製薬
膵消化酵素補充剤「リパクレオン®カプセル150mg」「リパクレオン®顆粒300㎎分包」限定出荷に関するお詫びとお願い
viatris-e-channel.com/viatris-produc…

ヴィアトリス製薬
供給制限実施製品一覧表
viatris-e-channel.com/viatris-produc…
③テイカ製薬

テイカ製薬
「ソフラチュール貼付剤10cm」 及び「ソフラチュール貼付剤30cm」供給停止のお知らせ(現状報告)
teika-products.jp/upFiles/172533…
④沢井製薬

沢井製薬
全製品供給状況一覧
med.sawai.co.jp/pdf/announce/a…
⑤ヤンセンファーマ/帝國製薬

ヤンセンファーマ
「ニゾラール®クリーム2%」販売移管に関するお知らせ
…e22-349570-cdn-endpoint.azureedge.net/-/media/Projec…

帝國製薬
ニゾラールクリーム2% 新発売のご案内
teikoku.co.jp/med_database/f…
⑥日新製薬

日新製薬
出荷状況リスト(2024年9月3日更新)
yg-nissin.co.jp/products/downl…
⑦テルモ

テルモ
ビタジェクト注キット 限定出荷のご案内
terumo.co.jp/medical/news/u…
⑧あすか製薬

あすか製薬
限定出荷中の製品一覧
aska-pharma.co.jp/iryouiyaku/lp/…
⑨日興製薬販売

日興製薬販売
次没食子酸ビスマス 品薄及び欠品予定のご案内
nikko-seiyaku.com/nikko_site/wp-…
⑩東洋薬行

東洋薬行
TY-100〔東洋〕防風通聖散料エキス細粒500g・252包
出荷再開のご連絡
toyo-yakuko.co.jp/images/product…
11)鶴原製薬

鶴原製薬
弊社製品の供給についてのお詫びとご連絡
tsuruhara-seiyaku.co.jp/medical/member…

鶴原製薬
メペンゾラート臭化物錠 7.5mg「ツルハラ」
限定出荷のご案内とお詫び
tsuruhara-seiyaku.co.jp/medical/member…
12)ムンディファーマ

ムンディファーマ
全身麻酔薬「アネレム®静注用 50㎎」限定出荷に関するお詫びとお願い(第2報)
anesth.or.jp/img/upload/cke…
(日本麻酔科学会ホームページより)
4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇
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厚生労働省:医療用医薬品供給状況
医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。
【その他のご案内】
①【無料・PECS1単位】9月6日 Web セミナー「不安症の基礎知識 ~ その概念と薬物療法」
このニュースレターについての説明はこちら👇
本日の情報は以上です。
本日も張り切っていきましょう(^^)
それでは次回の配信もお楽しみに♪
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