3分で確認!!　本日の医療ニュース　23/12/22号

診療報酬改定について様々な記事がありますが、内容についてこちらの記事にある表が一番簡潔にまとまっているように思います👇

マイナス部分の処方箋発行の効率化について、厚労省はリフィル処方箋の推進なども念頭に検討を進めているのに対し、日本医師会の松本会長はリフィル処方箋の促進などは「含まれていない」と断言しており、両者での認識の違いが浮き彫りになっています。

各科改定率は医科・歯科・調剤の従来通りの配分比率「1:1.1:0.3」に沿って配分し、
医科 ＋０．５２％
歯科 ＋０．５７％
調剤 ＋０．１６％
となっています。

診療報酬に関する制度改革事項として「調剤基本料等の適正化」が盛り込まれており、財務省が求めている調剤基本料1の適用範囲の見直しや、地域支援体制加算1、2の「地域連携薬局」の要件化などが軸になる見通しです。

また、敷地内薬局を運営する開設者（グループ）全体の調剤基本料の一律引き下げも「適正化」の検討対象になりそうです。

参照元↓

• 診療報酬改定、国費抑制400億円どまり　負担軽減進まず

こちらの内容も昨日軽く触れており、長期収載品と後発品との差額が「4分の1」になったことを紹介しました。

施行時期は10月からで決定のようですね。

後発品の供給に不安がある状態での施行は懸念材料ではありますが、患者さんにとってはそれらの品目に関しては保険給付の対象となるのであまり問題を感じることはなさそうです。

実際に問題を感じるのは現場で対応される薬剤師の方になりそうですが、施工までに国民への周知の徹底と、薬剤師の方がなるべく簡単に判別できる仕組みを構築しておいてもらいたいですね。

参照元↓

• 長期収載品の選定療養　患者負担は後発品との価格差「４分の１」　24年10月施行　大臣折衝で決定

高血圧に特化したオンライン診療サービスの「高血圧イーメディカル」と、福岡県を中心に薬局やドラッグストアを展開する大賀薬局が、高血圧など慢性疾患の治療開始をサポートする、健康寿命延伸に向けたパートナーシップを締結したことを発表しました👇

高血圧に特化したオンライン診療というだけでも、通院負担を軽減したい人からのニーズは高そうですね。

脂質異常症(高コレステロール血症・高脂血症)のオンライン診療・薬の処方/郵送にも対応しているとのことです。

今後、糖尿病にも対応できるようになれば「生活習慣病に特化したオンライン診療」というサービス形態になってくる可能性も十分に考えられます。

そうなると特に通院が困難な高齢者や若い世代を中心にこのようなサービスを利用する人が増えてくるのではないでしょうか。

また、この「高血圧イーメディカル」という会社には、経営不振に喘いでいたユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）を劇的にV時回復させたことで有名な森岡毅氏が立ち上げたマーケティング精鋭集団「刀」がサポートしているようです。

今までにない、新進気鋭のアイデアで医療業界に変革を起こしてきそうですね。

参照元↓

• 高血圧特化のオンライン診療サービスで連携
  
  

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