3分で確認!!　本日の医療ニュース　23/12/28号

いつもご愛読ありがとうございます。

また、来年の配信分から配信の中身を変更する予定です。

主な変更点は以下の2点です👇

個人での配信のため、私のモチベーションが継続する方法を探りながら、今後もスタイルを適宜変更しつつ継続していきたいと思います。

自分勝手で申し訳ないのですが、引き続きお付き合いのほど宜しくお願い致します🙇

それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇

政府の規制改革推進会議と国家戦略特別区域諮問会議は、2023年12月26日に合同会議を開き、「規制改革推進に関する中間答申」を決定しました。

この答申では、OTC薬へのスイッチが遅い「スイッチラグ」を問題として取り上げられ、以下の2点が要請されています👇

1. スイッチOTC化の目標設定

2. 審査・審議・意思決定プロセスの見直し

目標としては、

* 2023年末時点で海外2カ国以上でスイッチOTC化されている医薬品は原則として3年以内に日本でもOTC化すること

* 2025年以降に申請された医薬品は原則として2年以内にOTC化の可否判断を行うこと

としています。

この答申が実現すれば、スイッチOTC化が加速し、国民の医療アクセスが向上することが期待されています。

答申を実現するためには、スイッチOTC化によって、医療の質や安全性が担保されるかどうかも検討する必要があり、今後の厚生労働省による具体的な施策の検討・実施が注目されます。

参照元↓

• 処方薬の市販、迅速に拡大を　規制改革会議が中間答申 

政府は、処方箋なしで医療用の緊急避妊薬を薬局販売する厚生労働省の調査研究について、16歳未満は調査対象になじまないとする答弁書を閣議決定しました。

理由として政府は答弁書で、「性交同意年齢」に達していない16歳未満との性交は、刑法の規定により「当該者の同意の有無にかかわらず、一定の場合を除き、罰則の対象になっている」と指摘し、「調査事業の対象とすることになじまず、今回の調査の対象としていない」としています。

今後、スイッチOTC化する場合には、年齢制限や保護者同意といった要件を設けないよう求める声が上がっており、そういった意見に対しては「調査事業の結果を踏まえて検討する。緊急避妊薬を必要とする方が入手し、適切に使用が可能となるよう必要な対応を検討する」としています。

埼玉県坂戸市の薬局ウエルシア坂戸若葉駅東口店では、女子栄養大学の学園祭「若葉祭」に合わせ、専門家が若者の性の相談に乗る「たんぽぽユースクリニック」が開催されるなど、ただ緊急避妊薬を販売するだけではない取組みが実施されているようです。

このような取組みの延長線上に緊急避妊薬の販売があれば、望まない妊娠をしてしまう人を減らすことにも繋がりそうですね。

参照元↓

• 16歳未満は調査対象に「なじまない」　政府答弁書、緊急避妊薬の試験販売で

昨日に引き続き、こちらも2023年を振り返る系の話題です。

日本医薬品卸売業連合会(卸連)は12月22日、年末恒例の「業界十大ニュース」と「業界川柳ベストテン」を発表しました。

個人的に秀逸だと思った川柳はこの辺りですかね👇

やはり卸業界は今年も供給不安問題に振り回された一年だったことがわかります。

また、毎年右肩下がりに医薬営業担当であるMS数が減り続けており、若手の離職も深刻である様子も想像に難くありません👇

また、m3.comが実施した医師向けのアンケートで、今年を表す漢字を募集した記事もありました👇

見事に「暗い」イメージの漢字が並びましたね(ﾟoﾟ;;笑

来年の医療業界には明るい話題が溢れることを期待しております✨

参照元↓

• 卸連・業界十大ニュース　１位は宮田新会長就任　業界川柳トップは「続々と　増える品切れ　減る若手」
  
  

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それでは次回の配信もお楽しみに♪