3分で確認!!　本日の医療ニュース　24/8/7号

手足口病の患者数が全国的に多く、特に東北地方で急増しています。
手足口病は主に子どもが感染し、手足や口に発疹ができるウイルス性感染症で、まれに脳炎などの重症を引き起こすことがあります。
国立感染症研究所の調査によると、先月末までの1週間で全国約3000の小児科医療機関から3万7428人の患者が報告され、一医療機関あたり11.93人とほぼ横ばいです。
特に三重県（25.89人）、長野県（24.67人）、静岡県（20.93人）、広島県（19.88人）が多く、43都道府県で警報基準を超えています。
専門家は今後も患者が増える可能性があるとし、手洗いや消毒の徹底を呼びかけています。

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日本システム技術が独自のレセプトデータを基に行った調査によると、長期収載品の選定療養による患者負担増加の可能性が示唆されています。
患者の46.1%に長期品が処方されており、患者が希望して継続した場合、平均で年間608円の負担増となる可能性があります。特に外用薬での長期品の割合が高く、15歳未満での使用率が高いことが指摘されています。
選定療養費の金額シェアでは、ヒルドイドが全体の18.5%を占め、後発医薬品との薬価差が約3倍あることから影響が大きい可能性があるとのことです。
この調査結果は、長期収載品の選定療養化による患者負担増加の可能性を示唆しており、今後の動向が注目されます。

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株式会社クラスAネットワークとアドテック株式会社が、保険薬局にて歯周病リスク検査の実証実験を実施しました。
実証実験では4568人を対象に歯周病リスク検査を呼びかけ、検査を受けた367人の結果、約45%が中程度以上の歯周病リスクを持つことがわかりました。
検査を受けた人の約9割が歯周病に関心を持ち、8割以上が定期的な歯科受診の意向を示しました。また、薬局での検査に関心を持ち、検査継続を希望する人も8割を超えました。
この結果から、薬局での歯周病リスク検査は、人々の歯周病への意識向上と歯科受診促進に貢献できる可能性が示唆されています。

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厚生労働省は、長期収載品の選定療養に関する施設内掲示ポスターと窓口での案内チラシを公開しました。これにより、10月から後発医薬品の使用を促進しようとしています。
ポスターでは、先発医薬品の処方を希望する場合、特別料金が発生すると説明し、後発品の積極利用を推奨しています。
案内チラシには、料金の計算方法やQ&Aが含まれており、制度導入が医療保険財政の改善につながると説明しています。
また、薬の有効性に関係ない理由で長期収載品を選ぶと費用がかかることや、過去に副作用があった場合は医師や薬剤師に相談するよう促しています。

英医学誌ランセットの委員会は、認知症のリスク要因に関する最新の研究報告を発表しました。従来の12項目に加え、新たに「視力障害」と「高コレステロール」を追加し、合計14のリスク要因を提示しています。
報告書では、政府や個人が適切な対策を講じることで、認知症発症の最大45％を予防または遅延できる可能性があると指摘しました。リスク要因には、低い教育水準、頭部外傷、運動不足、喫煙、過度の飲酒、高血圧、肥満、糖尿病、聴力障害、うつ、社会的孤立、大気汚染などが含まれます。
委員会は、生涯を通じた対策の重要性を強調し、視力検査や40歳ごろからの悪玉コレステロール管理を推奨しています。また、子どもへの質の高い教育提供や、中年期における知的刺激の重要性も指摘しました。コンタクトスポーツでは、頭部保護具の着用徹底と、頭部外傷直後のプレー回避を求めています。

こちらの記事では、関節リウマチ（RA）の発症リスクが高い患者に対する、生活習慣指導の重要性について解説されています。
主なポイントは以下の通りです👇

RA発症リスク因子: 喫煙、飲酒、BMI、運動、食事といった生活習慣がRA発症にどのように関わっているかを解説し、特に喫煙が大きく影響すること、飲酒は適量であればリスクを低減させる可能性があることなどを説明しています。

具体的な生活習慣改善: 禁煙、適度な運動に加え、地中海食を参考に野菜、果物、全粒穀物、ナッツなどを積極的に摂取すること、添加糖類や飽和脂肪酸を制限することなどを推奨しています。

日本食との関係: 日本の伝統的な食事は魚や野菜が多く含まれており良い面もある一方、白米を玄米に変えたり、減塩を心がけるなど、改善の余地があることを示唆しています。

患者への伝え方: 医師が患者に対し、これらの情報をどのように伝え、生活習慣の改善を促していくべきか、具体例を用いながら解説しています。

詳細は紹介記事をご確認ください。

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こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

４月１日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

• 厚生労働省：医療用医薬品供給状況

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。

このニュースレターについての説明はこちら👇

本日の情報は以上です。

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それでは次回の配信もお楽しみに♪